
●震動の滝 滝開きと
“夢”大吊橋
大吊橋北方エリアから入場してほどなくすると左手に2つの美しい滝が見えてきます。手前が雌滝、奥が「日本の滝100選」に選ばれている雄滝(震動の滝)です。
昔から震動の滝には竜神様が住んでいるという伝説があり、その竜神様を祀る行事として年に一度滝開きが行われてきました。滝開きでは竜神様に奉納するための紅白もち(竜神餅)がつかれ、それを来場いただいたお客さまに振舞っていました。
地元の商栄会によって50年間続けられたこの行事も道が地震などで崩落し、滝つぼへ行くのが年々困難になってくると、なんとかしてこの美しい滝を一般のお客さまに公開できないかという議論がなされるようになりました。その結果できたのが、空中に橋をかけてその橋から滝を見てもらおうという大吊橋計画だったのです。
応募総数5890点の中から「九重“夢”大吊橋」という名前が選ばれたのも地元の人たちの“夢”が詰まった橋という意味があるからなのです。
●震動の滝の竜神伝説
地元では竜神さまに関する言い伝えがいくつか残っていますが
ここでは、滝開きの時に振舞われる竜神餅の由来についてお話します。

昔々、震動滝の竜神が年老いてきて、神通力が年々衰えるのを苦にし
どうにかして若い人間を食いたいと願っていた。
ある日北方の釣り人に神通力を送った。それとは知らずいつもよりよく釣れるので
釣り人はとうとう滝つぼまで引き寄せられて竜神につかまった。
竜神が「不老長寿の薬にお前の娘をどうしても食いたい。
差し出さねばお前を食うまでだ」と迫ったので釣り人は恐ろしさのあまり
娘を捧げる約束をして逃げ帰ったと。
しかしいつまで待っても娘が来ないので竜神はとうとう怒ってしまい
神通力で部落の底を抜いて水を抜き捨ててしまった。
田も畑も作物は枯れ、井戸水もなくなり部落は最大の危機に見舞われた。
そして竜神は最後の力を振り絞り、断崖をよじ登り部落に火を吹きつけ始めたと。
そこで娘の恋人の若者が一計を思いつき部落総出で白鳥神社に集まり
餅をつき不老長寿の祈願を受けて竜神に捧げた。
竜神も白鳥神社には一言もなく引き下がり、部落は難儀を救われた。
その後天災や大水の出るたびに部落では餅をつき、滝つぼに投げ入れて
竜神の機嫌をとるようになったと。
竜神が崖を這い上がった時の跡が今も残っていて、白崩れとか竜神崩れとかいって
白鳥神社の横に大きく口を開けていてのぞくと恐ろしいということじゃ。
大吊橋の中村エリア入口には竜神様を祀る祠がおかれています。
竜神伝説や震動の滝・吊橋について詳しく知りたい方は、売店で販売している
九重・飯田高原百話集(小野喜美夫著 2500円)をご覧ください。
●大吊橋情報
平成16年6月3日 起工式
平成18年10月30日 オープン
総工費 (周辺整備費を含む) 約20億円
●標高 777m
●高さ 173m(日本一)
●長さ 390m(日本一)
●幅 1.5m
●入場料金
中学生以上 500円
小学生 200円
小学生未満 無料
※団体30名以上は基本料金の10%引き
※北方エリア〜中村エリアへのシャトルバスあり
(有料 中学生以上200円・小学生100円・乳幼児無料)
●定休日 12月31日・1月1日 (その他気象などにより、急遽閉鎖する場合あり)
●受付時間 8:30〜16:30( 4/1〜 5/31、10/1〜11/30)
8:30〜17:30( 6/1〜 9/30)
9:00〜15:30(12/1〜3/31)
●北方エリア無料駐車場 約50台駐車可(普通車のみ・大型車の乗り入れ禁止)
大吊橋に関するお問い合わせ先 九重“夢”大吊橋管理センター 0973−73−3800

※大吊橋場内での傘の使用は禁止されております。
雨天時にはかっぱの着用をお願いいたします。
かっぱは売店でも販売しております。(1枚150円)
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